「拾えなかった声に応えたい」
そんな想いから事業を始めようと入社された
竹内さんにインタビューしました。
竹内さんの事業立ち上げの経緯ややりがい、
そして今後の展望についてお話を伺いました。
■プロフィール
竹内達哉
【経歴】
兵庫県 川西市出身 28歳
四天王寺大学在学中に教員を志した。
経験を積むために、家庭教師のアルバイトを開始。
大学4年次に事業部内の営業部門の責任者に就任し、そのまま正社員に昇格。
その後、東京本社の家庭教師事業部の営業責任者、関西エリアの営業責任者・地方自治体が行う教育関係の公共事業にも現場責任者として携わった。
2024年10月に退職後、2025年4月~「家庭教師のゆめ」事業部長へ就任し、事業を開始した。

【事業概要】
『家庭教師のゆめ』は、小学生から高校生を対象にした個別指導型の家庭教師サービスです。
一番の特徴は生徒一人ひとりに合わせ学習カリキュラムを組み、その子に合った勉強スタイルを確立していきます。
◾️インタビュー
──まず、現在の事業はどんな感じですか?
当初の計画通りにはいきませんでしたが、毎月コンスタントに5〜6名の生徒さんにご入会いただいています。
特に、生徒さんの約半数が不登校の方というのは予想しておらず、大きな発見で、業界において十分な供給がない部分だったんだと気づけました。
学校に通うのが難しい子どもたちが、学習の遅れや進路の不安を解消できるように教務スタッフや講師が連携しながら心のケアも含めたフォローを行っています。
このように、これまでサポートが行き届かなかった生徒さん一人ひとりに、しっかりと寄り添っていきたいと考えています。
──なぜ、この事業を始めようと思ったのでしょうか?
前職では大きな会社に勤めておりましたが、どうしても拾いきれない生徒さんや保護者の方々の声がありました。
「より質の高いサポートを全国どこにいても均一に届けたい」という想いが強くなり、自分で事業を立ち上げることを決めました。
前職で経験した生徒に教える楽しさ、そして事業部のリーダーとして数字を追って目標を達成するやりがいを感じました。尊敬する上司との出会いもあり、それが今の事業へと繋がっています。
──どうやって事業を具体化していったのですか?
実は、元々は皆さんと同じでSNSマーケティングを学ぶためにRPGの面接を受けたんです。将来的に今の事業をやりたいという想いはあったので、そのためにSNSのスキルを身につけたいと考えていました。
面接で大宮さんにその話をしたところ、「じゃあ、やってみたら?」と背中を押していただいたのが始まりです。
すぐに事業計画書の作成を始めましたが、サービスのバランスや独自の強みをどう打ち出すか、自分で大元を考えるのはやはり難しかったです。それもあって、なんとなくの自信を掴むことすら大変でした。
完成後は久保田社長と大宮さんに説明をして、正式に事業をスタートさせることができました。
──社内のサポート体制はどう感じますか?
久保田社長や大宮さんの存在は本当に大きかったです。自分一人では気づけない、客観的で「世の中に刺さりやすい」視点からのアドバイスをいただけました。お子さんがいらっしゃる大宮さんから、保護者目線、消費者目線でのリアルなご意見をいただけたのは非常に貴重でしたね。
──この事業を始めて、ご自身に変化はありましたか?
支社長時代は、自分が意思決定する場面がほとんどでした。しかし、この事業を始めてからは、人の意見に耳を傾け、客観的に分析した上で判断を下すというやり方を経験し、自分の中の大きな変化だと感じています。
「スタッフの意見も積極的に取り入れながら、より良い形を作っていく」という経験は、自分にとって間違いなくプラスになっています。
──やってみて良かったこと、やりがいを感じる瞬間は?
3ヶ月連続で入会があったことは嬉しかったですね。また、教育業界では珍しい「完全在宅勤務」を実現できていることも、大きなやりがいです。
この業界はブラックだと言われがちで、「教えることは好きだけど、働き方がしんどくて辞めてしまった」という人も少なくありません。そんな方が、もう一度教えるという仕事ができる環境を提供できていることは、業界の「働き方改革」に繋がっているのではないかと思っています。
そして、生徒さんから担当の先生への高い評価を聞けることもとても嬉しいです。
──今後の課題と目標を教えてください。
一番の課題は、やはり集客です。
この業界ではまだSNSに本格的に取り組んでいる企業が一社もないので、今後は私たちが先陣を切ってSNS集客に挑戦していきます。
そして、今の私の最大の原動力は、「事業を黒字化させ、分社化する」という久保田社長との約束です。
1年前には想像もできなかった「自分の会社を持つ」という未来が、すぐそこまで来ていて、毎月のご入会、その積み重ねが、目標を実現するための力になっています。
──最後に、SNS研修生の皆さんへメッセージをお願いします。
働きながらSNSマーケティングを学び、実践していくことは、体力的にしんどい部分が沢山出てくると思います。でも、その姿を周りの方は何かしらみてることを忘れないでほしいです。
また、やりたいことがあるなら声を上げることで僕のように形になる可能性があるため、是非行動してほしいです。
もし家庭教師事業に興味がある方がいれば是非お話ししたいです。
僕は、SNSに触れることはいろんな声に触れることだと思っています。
様々な人の声に耳を傾け、考え、自分なりの視点を持つ。そこから分かることが本当にたくさんあるので、やってほしいです。
そして、まだ夢や目標がないという人は、例えば「今月にフォロワー10人獲得する」など短期的な目標を立てて積み重ねていってほしいです。
SNSを通して積んだ経験や実績はあなた自身の財産になります。将来何かを始めたいと思った時、その財産がエンジンになる可能性は大いにあります。
なので、きっかけを探しながらマネタイズできるようになる、将来を探すツールの一つとSNSを捉えて頑張って欲しいです。